勢いを増す「フードロス」削減 成城石井、ヤオコー、無印良品が行う特色ある施策とは

「ダイヤモンド・チェーンストア」記者 若狭靖代
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捨てる部位を有効活用、ヤオコーの「ドライパイン」

 埼玉県を中心に一都六県にSMを展開するヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)もフードロス削減に乗り出している。ヤオコーが自社センターで製造する「低温減圧製法でしっとり食感に仕上げた無添加のドライパイン」は、カットフルーツを製造する際に出た切れ端を使った商品。これまでは捨てるほかなかった部位をうまく商品化している。

 またヤオコーは19年4月から、米を除く常温加工食品の納品期限を3分の1から2分の1にする取り組みを開始、20年4月には対象を菓子類にも拡大している。これまで業界の慣例になっていた、賞味期間の3分の1以内で小売店舗に納品する「3分の1ルール」を緩和したもので、まだ賞味期間が長く残っているにも関わらず納品できなくなり、結果廃棄となってしまう食品を減らすための施策だ。

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