競合の追随許さない!横浜 「ロピア港南台バーズ店」の生鮮売場を徹底解説

矢野清嗣
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ロピア(神奈川県/髙木勇輔代表)はJR根岸線「港南台」駅前の大型商業施設「港南台バーズ」の地下に、横浜市では9店目となる「ロピア港南台バーズ店」(以下、港南台バーズ店)を2023年12月5日に開店した。同店はどんな売場づくりをしているのだろうか。
調査日=1月7、8、12日 ※本文中の価格はすべて本体価格

都会的な住宅地に2店目を出店

 港南台バーズ店は「港南台」駅前にある商業施設「港南台バーズ」の地下1階、「クイーンズ伊勢丹」と「中島水産」の撤退に出店した。

 横浜市・港南台地区の人口は約2万8000人。1960年代から住宅地域として開発され、周辺は一戸建て、賃貸・分譲の団地、マンションが建ち並ぶ。

 ロピアは「港南台」駅から1.5km離れた環状3号線沿線の商業施設「ロピアモール」内に「港南台店」(売場面積約520坪 ※歩測)を17年9月に出店しており、今回の出店により同地区では2店目体制となった。港南台店は週末に多くの来店がある「週末型」の店舗である一方、港南台バーズ店は駅前ということもあって平日でも安定した客数が期待できる。2店体制となったことでロピアの湘南台地区のシェアは大幅に高まったのは間違いない。

 競合店は同じ「港南台バーズ」の1階に売場面積約600坪の大型店「そうてつローゼン港南台店」、隣接するビルの地下にダイエーが運営する「イオンフードスタイル港南台店」(食品売場は約630坪歩測)がある。

ロピア港南台バーズ店の売場レイアウト

 ロピアは恐らく売場配置に苦労しただろう。港南台バーズ店は入る建物は20年8月に閉店した「髙島屋港南台店」跡であり、百貨店売場の名残が多く、階段・駐車場と出入口が4カ所、エスカレーターが2カ所、エレベーターが1カ所ある。ロピアの特徴であるワンウエイ方式が機能しづらく、「生鮮一体型」の売場配置ではなくなっている。ただ、それでも生鮮と非生鮮の巧みに配置することで、バランスの取れた売場となっている。

 次に売場スペース構成比を分析していこう。

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