セブン&アイ、3〜5月期の営業利益は8.6%増、スーパーストア事業は減益に

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2021年3〜5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比11.8%増の1兆5553億円、営業利益が8.6%増の775億円、純利益は約3倍の430億円と増収増益だった。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が発表した2021年3〜5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比11.8%増の1兆5553億円、営業利益が8.6%増の775億円、純利益は約3倍の430億円と増収増益だった。

 国内コンビニエンスストア事業と海外コンビニ事業が売上高の回復で営業増益となる一方、スーパーストア事業は前年同期に食品・日用品のまとめ買い需要が急伸した反動で減益となった。百貨店事業は既存店売上高が前年を上回ったものの、固定費の負担が大きく赤字幅が広がった。

 主な事業会社の業績は、セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高が3.3%増、全店平均日販も1万9000円増の63万8000円となり、営業利益は15.6%増の603億円だった。米7-イレブン・インクは既存店売上高が4.7%増と好調で、営業利益は6.8%増の177億円となった。

 イトーヨーカ堂は前年同期に休業や営業時間の短縮を行っていたテナントの売り上げが回復したことで、既存店売上高は13.7%増となったが、地代家賃や減価償却費が増加し、営業利益は43.8%減の6億円にとどまった。ヨークベニマルは前年同期のまとめ買い需要の反動で既存店売上高が1.0%減少、営業利益は43.3%減の35億円だった。

 22年2月期通期の連結業績については、従来予想を据え置いた。営業収益は前期比39.4%増の8兆380億円、営業利益は3.7%増の3800億円、純利益は6.0%増の1900億円を見込む。7-イレブン・インクが5月に買収を完了した米コンビニ「スピードウェイ」の売り上げが加わることから、営業収益が大きく伸びる。

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