百貨店4社、売上高プラス=冬物衣料が好調―11月

時事通信社
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伊勢丹新宿店外観
気温の低下からコートなどの冬物衣料が伸びたほか、宝飾品など高額商品が引き続き好調だった。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)など百貨店4社が1日発表した11月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比でプラスだった。気温の低下からコートなどの冬物衣料が伸びたほか、宝飾品など高額商品が引き続き好調だった。

 伸び率は、三越伊勢丹HDが9.2%、J・フロントリテイリングが11.0%、高島屋が11.2%、そごう・西武が5.7%。インバウンド(訪日客)による購入を示す免税売上高も、各社とも大きく伸ばした。 

 商品別では、高級腕時計や海外ブランド品がインバウンドやクリスマス需要で好調。マフラーや手袋などの冬物雑貨も売れた。化粧品ではスキンケア商品や香水が好調だった。

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