日清食品など、「栄養食」の認証団体を設立=普及へ基準作成

時事通信社
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 日清食品やセブン―イレブン・ジャパン、イオンの3社は3日、栄養バランスと食の楽しみを両立できる「最適化栄養食」の基準策定や、認証を行う団体を設立したと発表した。外食や食品メーカーなど他企業の参画も募り、秋ごろには認証を得た最初の食品が流通する見込みという。

 この団体は「日本最適化栄養食協会」で、カロリー量に応じて栄養素がバランス良く摂取できる食品のことを「最適化栄養食」と定義。標準的な体形の成人向けや、肥満気味の人向けなど、複数の認証基準をつくる構想だ。「おいしいことが条件」(事務局)で、サプリメントなどは対象外とする。

 企業が自社商品などについて認証を申請すると、協会が設置した専門家らで構成する委員会が調査。基準を満たしていると認められれば、協会が作成したロゴマークを製品パッケージなどに掲載できる仕組みだという。

 ロゴマークを使用するには、商品数にかかわらず1社あたり年間50万円の支払いが必要となる他、認証申請ごとに費用がかかる仕組みという。

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