セントラルスクエアららぽーと門真店の売場づくり、革新性と改善点をプロが徹底チェック!
ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)は、4月17日に「セントラルスクエアららぽーと門真店」(大阪府門真市:以下、門真店)をオープンした。旗艦フォーマット「セントラルスクエア」業態の近畿圏における最新店舗である同店の売場づくり、商品づくりを調査した。
(調査日:2023年6月28~29日)※商品価格は税抜き、商品写真は購入したものを撮影
売場各所が“チャレンジの宝庫”
門真店は、京阪本線・大阪モノレール「門真市」駅から南東に徒歩約8分の大型ショッピングモール「ららぽーと門真」の1階にある。ららぽーと門真における食品の核テナントとしての出店で、近畿圏では8年ぶりとなる「セントラルスクエア」業態だ。同じフロアで近接する生鮮食品や飲食専門店など11店舗からなる「黒門市場」とともに食のゾーンを形成している。
門真店の売場づくりのコンセプトを一言でいうなれば、「チャレンジの宝庫」だ。売場の主通路壁面側の中間地点付近まで、青果、精肉、鮮魚、総菜部門の対面販売とオープンキッチンを随所に配置している。
近年は多くの食品スーパー(SM)で坪効率を意識した店舗づくりが推進されているなか、あえて対面売場にスペースを割いている点が、まずは印象に残った。
さらに、作業場と売場の間に壁がなく、距離が近いことで生まれる“ライブ感”や、隣接する黒門市場と連動し、ともに“市場感”を演出している点にもチャレンジを感じる。
シズル感・清涼感のあるサラダコーナー
では、ここからは各部門の売場を詳しく見ていこう。とくに目を引いたのはベーカリーと青果売場だ。
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