キリンとウエルシア薬局、「ボトル to ボトル」のリサイクルを実証実験、190店で

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キリンのロゴ
キリンホールディングスとキリンビバレッジ、ウエルシア薬局は6月から、使用済みペットボトルをペットボトルとして再利用する「ボトルto ボトル」のリサイクルモデル確立に向け、埼玉県内で実証実験を始める。写真はキリンホールディングスのロゴ、2017年7月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 キリンホールディングスとキリンビバレッジ、ウエルシア薬局は6月から、使用済みペットボトルをペットボトルとして再利用する「ボトルto ボトル」のリサイクルモデル確立に向け、埼玉県内で実証実験を始める。

 国内では、回収されたペットボトルの多くは食品トレーや衣類などに再生利用されており、ペットボトルとして再生される「ボトルto ボトル」の割合は低い。ペットボトル以外の再生製品は、その後、繰り返し再生することは困難となっている。

 キリングループとウエルシアは、回収した使用済みペットボトルが確実にペットボトルとして再生利用されるリサイクルモデルの確立を目指す。

 埼玉県内のウエルシア薬局約190店舗にペットボトル容器回収機を設置、店舗から同社の物流センターまでは商品配荷の帰り便トラックで運ぶことで、回収コストを抑える。その後、リサイクル業者の遠東石塚グリーンペット(茨城県境町)の工場に搬入され、粉砕・洗浄などの工程を経て、ペットボトル原料として再原料化する。

 今回の実証実験の結果を踏まえ、埼玉県内の他のドラッグストアにも対象を広げ、さらに将来的にはドラッグストア以外の小売店を含めてリサイクル活動の範囲を広げていく予定だ。

 ウエルシアは2020年9月から栃木県内の店舗でペットボトル回収の実証実験を開始し、21年6月からは同県の56店舗、22年2月からは茨城県内の113店舗で「ボトルto ボトル」リサイクルの取り組みを行っている。

キリンとウエルシアの「ボトル to ボトル」のスキーム
将来的にはウエルシア薬局以外のドラッグストアや小売店にも「ボトルto ボトル」リサイクルの範囲を広げていく予定だ

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