キリン、ミャンマー国軍系からの合弁清算申し立て「契約無視で不当」

ロイター
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11月24日、キリンホールディングスは、連結子会社で国軍系企業との合弁ミャンマーブルワリーに対し、国軍系企業側が会社清算を裁判所に申し立てたことについて、「合弁契約を無視する形で不当に行われた」とのコメントを発表した。写真は同社ロゴ、2017年7月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 24日 ロイター] – キリンホールディングスは24日、連結子会社で国軍系企業との合弁ミャンマーブルワリーに対し、国軍系企業側が会社清算を裁判所に申し立てたことについて、「合弁契約を無視する形で不当に行われた」として、申し立ての却下を求める考えを明らかにした。

キリンによると、合弁相手のミャンマー・エコノミック・ホールディングスとの提携解消に向け、これまであらゆる手段で交渉を進める努力を行ったが、キリンの提案を拒否する姿勢だったという。

今回の申し立ては、キリンとの合弁関係継続が困難としてミャンマー・エコノミック・ホールディングスが提起したといい、キリンは申し立てが認められた場合、清算手続きが相手側主導となり、「公正・適正に行われることへの疑義がある」としている。

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