ストア・オブ・ザ・イヤー7〜10位には生鮮を扱う無印良品にヤオコー の新業態も!
店舗部門
マルエツ船橋三山店発見、つながりのある店を追求する「体験型SMモデル」第1号店 |
店舗概要
オープン日 | 2021年2月26日 |
所在地 | 千葉県船橋市三山9-9-31 |
アクセス | 京成電鉄京成本線「実籾」駅から徒歩約15分 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
売場面積 | 1977㎡ |
年商目標 | 19億8000万円 |
受賞理由
- 新規MDが結集され、マルエツの進化を感じた
- わくわくする商品展開と、総菜の新しい提案・味が素晴らしい
- 近隣の自社店舗と差別化を図れている点
- 代替肉、昆虫食など先進的な食提案を行っている
7位にはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都:U.S.M.H)傘下のマルエツ(東京都/古瀬良多社長)が開店した「マルエツ船橋三山店」が入った。同社が「100周年に向けての集大成」と位置づける「体験型SMモデル」の第1号店。「デジタルと実店舗の融合による顧客接点の創造」をテーマに、①鮮度②商品との出会い③ストレスゼロ④繋がりという4つの価値提供をストアコンセプトとしている。
象徴的な取り組みでは、まだあまり知られていないアイデア商品などを展示・紹介する「体験型ステーションMeet!」を導入。また、マルエツで初めて「U.S.M.HOnline Delivery(オンライン デリバリー)」を実施し、アプリで注文した商品の配送、店頭でのピックアップに対応する。「サステナブル」も前面に打ち出し、代替肉商品や、食用のコオロギを使った「昆虫食」も提案している。
フーコット飯能店エイヴイを踏襲したヤオコーの新フォーマットDS |
店舗概要
オープン日 | 2021年8月3日 |
所在地 | 埼玉県飯能市新光1-5 |
アクセス | 西武鉄道池袋線「飯能」駅からクルマで約15分 |
売場面積 | 約850坪(歩測) |
営業時間 | 10:00~19:00 |
受賞理由
- 圧倒的な陳列量と価格に加え、グレード品も豊富に揃えている
- 年間を通じて話題になった店
- エイヴイのノウハウを導入し企業全体で価値創出を図っている
- ボリューム感とお得感のある総菜
8位はヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)の子会社フーコット(埼玉県/新井紀明社長)が開発したディスカウントスーパー(DS)「フーコット」の1号店「フーコット飯能店」だ。ヤオコーの新業態として大きな話題を呼んだ店である。埼玉県を地盤とするヤオコーにとって、飯能市はいまだ出店のない“空白地帯”であり、同店により初進出を果たした。
売場のスタイルは、ヤオコーの完全子会社で、DSを展開するエイヴイ(神奈川県)を踏襲するが、鮮魚や精肉の売場を縮小し、総菜を導入している点が大きく異なる。
SMチェーンがDSに挑戦する際は、加工食品の品揃えを売れ筋に絞り込む傾向があるが、飯能店では、ヤオコーとエイヴイのスタイルを融合させ、価格訴求品とこだわり商品双方を取り入れた商品構成になっている。また全体的に通路幅が広く快適な買物環境を提供する。
無印良品港南台バーズ地産地消・地域交流に注力したクイーンズ伊勢丹との協業店舗 |
店舗概要
改装オープン日 | 地上1階2021年4月22日、地下1階同5月14日 |
所在地 | 神奈川県横浜市港南区港南台3-1-3港南台バーズB1・1F |
アクセス | JR根岸線「港南台」駅より徒歩1分 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
売場面積 | 5117.87㎡ |
受賞理由
- 店舗全体でコンセプトに統一感がある
- 専門店を誘致し提案する生鮮の品質がよい
- 「キッチンカウンター」を設置し、地域の交流の場を創出している
- 地産地消によってSDGsを推進している点
9位にラインクインしたのは、21年5月にリニューアルオープンした良品計画(東京都/松﨑曉社長)の「無印良品 港南台バーズ」だ。
改装の最大のポイントは、生鮮食品をフルラインで品揃えする「食の大型専門店」を地下1階に導入したことだ。同社がSMとして出店するのが3店舗目だが、「クイーンズ伊勢丹」を展開するエムアイフードスタイル(東京都)、水産専門店の中島水産(東京都)と協働して食品売場を運営するのは初の試みで、関東最大級の店舗になる。
地下1階の約900坪の食品売場は、生鮮食品を中心に地産地消を推進しているのが大きな特徴だ。取り扱い商品全体の約3割が神奈川県産となっている。
また、地域住民と、管理栄養士をはじめとした食の専門家や生産者が交流する場「キッチンカウンター」を地下1階に初めて設けている。
ウエルシア イオンタウン幕張西店生鮮・総菜も自社運営する「食品強化」の実験店 |
店舗概要
オープン日 | 2021年10月21日 |
所在地 | 千葉県千葉市美浜区幕張西4-2-12 イオンタウン幕張西1F |
アクセス | JR総武本線「幕張」駅、京成千葉線「京成幕張」駅からそれぞれ徒歩約20分 |
営業時間 | 9:00~24:00(調剤薬局は22:00まで) |
売場面積 | 1400㎡ |
受賞理由
- 直営でフルラインの生鮮を提案できている
- 買物と医療、健康に対応できる、地域に根差した店づくり
- イオンのグループ力を発揮している
- 2階にクリニックもあり利便性が高い
- SM顔負けの酒類の品揃え
10位は、DgS大手のウエルシアホールディングス(東京都/松本忠久社長)傘下のウエルシア薬局(同)が、イオンタウン(千葉県)の近隣型SC(NSC)の核店舗として出店した、「ウエルシア イオンタウン幕張西店」だ。
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