スーパー空白地に出店!マルエツ上井草駅前店の売場づくり解説
マルエツ 上井草駅前店
〒167-0021 東京都杉並区井草5-5-20
電話:03-3397-7001
西武新宿線「上井草」駅から徒歩2分
見どころ
▶新しいデリカセンターから供給する総菜商品
▶環境に配慮したPB「グリーングロワーズ」のレタスの提案
▶鮮魚売場で展開する「お魚屋さんのおつまみ」シリーズ商品
マルエツ(東京都/本間正治社長)は5月17日、東京都杉並区に「マルエツ上井草駅前店」(以下、上井草店)をオープンした。これまで杉並区内では、都市型小型店「マルエツプチ」を3店舗展開していたが、上井草店は「マルエツ」としては、初めての出店である。
同店は、西武新宿線「上井草」駅北口から100mに位置する。店舗周辺は、戸建てや中低層マンションが立ち並ぶ住宅地である。店舗から半径500m以内には5676世帯/1万901人が居住する。また、年齢別人口構成比では、20歳~64歳が65.8%と生産年齢人口が多い地域である。
競合店には、南東450mに「肉のハナマサPLUS上井草店」が、南1㎞に「コープ上井草店」、北西650mに「いなげや下石神井店」がある。ただし駅周辺には一定規模の食品スーパーはなく、上井草店ではその好立地に加えて、簡便需要に応えた商品政策を取り入れマーケットシェアの獲得をねらう。
店舗は2層構造で、1階は総菜、冷凍食品、酒、飲料などの即食簡便ゾーンとして展開し、2階は生鮮3部門に加工食品や和日配という構成。売場面積は866㎡とコンパクトながら、9640SKUを取り扱う。
2階
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