〔決算〕すかいらーくＨＤ、１～３月期営業赤字縮小＝時短協力金増額

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　すかいらーくホールディングス＝２０２２年１～３月期の連結営業赤字は、前年同期の１２億６４００万円から２億円に縮小した。期間中大部分がまん延防止等重点措置の発令下にあったことから、時短協力金を前期より３５億円多く受け取った。

　売上高は増加。「ガスト」などで低価格メニューを増やしたところ、客数が伸長。注文数が増えたことで客単価も増えた。テークアウトも堅調だった。

　オンラインで会見した谷真社長は円安、ウクライナ情勢、中国のロックダウンを想定外のコストアップ要因に挙げつつ、「若干の値上げは戦術的にあり得る」と言及。一方で、「客単価を上げても客数が維持できる店作りを上半期で行う」と述べ、店舗のサービスや清潔さなど質向上に注力する考えを示した。

　通期の業績予想は変更しない。