ヨーカ堂、加古川店をSC「アリオ」に改装、今秋リニューアルオープン

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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「アリオ加古川(仮称)」完成イメージ

屋上広場には大きな屋根をかけ、屋上庭園「ルーフガーデン」とする。大規模改装は13年ぶり。

 イトーヨーカ堂は、兵庫県加古川市の「イトーヨーカドー加古川店」を大幅改装し、ショッピングセンター(SC)「アリオ加古川(仮称)」として今秋、リニューアルオープンする。

 加古川店は多木化学が運営するSC「グリーンプラザべふ」の核店舗として1988年に開業した。2008年以来、13年ぶりとなる大規模な改装を実施し、アリオに生まれ変わる。売り場面積は約2万8000平方メートル。

 加古川店には74店舗のテナント専門店が入っているが、改装によって39店舗を新規導入する。既存テナントの19店舗も改装を実施する。

 屋上広場には大きな屋根をかけ、屋上庭園「ルーフガーデン」とする。3層抜き抜けの空間には約360インチの大型LEDビジョンを設置、イベントやショップの情報を発信する。

 また、直営の食品売り場の周囲に700席超のフードコートと地元の食品テナントが集まった「グリーンマート」を集積し、東播磨地域で最大級の食空間とする。地域との取り組みとして、約1万冊の蔵書を揃える「子ども図書館」(多木文化振興会が運営)と、地域の観光や産業などの情報を発信するスペース「播の郷」を設置する。

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