イオン閉店で“一人勝ち”状態に!? 新装「ベルク ベスタ東鷲宮店」の売場を解説

矢野清嗣
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販促では青果を重視? ユニークな肉・魚総菜をラインナップ!

 主要部門の売場に目を向けると、青果は壁面冷蔵ケース60尺にレタスを先頭に、ブロッコリー、カット野菜、トマトといったサラダ関連商品、ほうれん草、小松菜など葉物がつづき、椎茸を挟んで各種水煮につなげる。

 定番平台は果実2台、野菜3台の合計5台で、陳列は他店とまったく同じ、標準化された陳列であるようだ。先頭の催事平台では、ほうれん草、ピーマン(各98円)など広告掲載商品を配置。平場の冷蔵ケース36尺では、カットフルーツ、メロン、パイナップルなどの果実のほか、もやし(200g/19円)や漬物を販売する。

 売れ筋は極力価格が抑えられているようで、販促では青果を重視されていることがわかる。 

 精肉はオーソドックスな配置で、牛肉コーナーでは国産黒毛和牛をベースに豪州産の輸入牛を絡めた構成となっている。豚肉では国産豚のほか、豪州産「穀物肥育牛」、カナダ産「麦育ち三元豚」をラインナップ。鶏肉は、国産の「メガ盛」商品が目立つ。冷凍肉でも、メガサイズコーナーを導入している。

精肉ででは、「メガ盛」商品に力を入れる。写真はウルグアイ産「放牧牛」のばら切落し(100g128円、写真は570g)

 鮮魚売場との境には、精肉・鮮魚総菜コーナーを設けており、天井からは「旨い肉総菜」「旨い魚総菜」と記した幕をぶら下げ、来店客に大きくアピールする。商品では、「ふれとろ親子丼」(398円)、「稚内の真ほっけ焼」(298円)、「ツナマヨポテトサーモンピザ」(599円)、「鶏肩小肉串セット」(2本298円、8本980円)、「トンテキ丼」(398円)などユニークな商品を揃える。

魚総菜コーナーで販売していた「」ツナマヨポテトサーモンピザ」(ハーフサイズ299円)

 鮮魚では、壁面冷蔵ケース32尺のスペースで各種刺身やマグロ、タコなどを、42尺で明太子や干物、うなぎなどを12尺で練物をそれぞれ配置。調査日は「あおもり肴推市」と銘打って青森県産「生サーモントラウト刺身用(養殖)」(100g/398円)を大きく訴求していた。

 刺身コーナーでは「新鮮多幸盛6点(中トロ入)」(1280円)など、マグロコーナーではマルタ産「本まぐろ赤身(養殖・解凍)平盛」(880円)、「まぐろたたき(生食用)大」(100g/198円)などを販売。そのほか平台では、丸物や切身、冷凍魚、味付け魚なども揃える。

 後編では、総菜や日配、加工食品の売場を見ていく。

(店舗概要)
所在地 埼玉県久喜市桜田2-6-1
開店日 2008年10月29日
改装開店日 2022年2月26日
売場面積 2400㎡(727坪)
営業時間 9:00~24:00
駐車台数 534台

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