ウォルマート、米店舗数拡大に戦略転換=出店と大型化、5年で150カ所―WSJ

時事通信社
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ウォルマート

 【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版、WSJ)は31日、米小売り大手ウォルマートが向こう5年にわたり、米国の150カ所で新店舗開設と既存店拡張を行う計画だと報じた。近年の店舗数を維持する戦略からの転換になるという。

 WSJによれば、ウォルマートは2016年、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムに対抗するため、既存店改装とともにネット経由の販売増加策に投資する目標を掲げ、出店ペースを鈍化させ始めた。大型店舗「スーパーセンター」は過去約2年間新設されていない。

 ウォルマートは31日付の社内文書で、今年12カ所で店舗を開設し、比較的小規模な店舗1カ所をスーパーセンターに変える計画を示した。同社の米店舗数は約4700店。

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