H2Oと万代が合弁会社、輸入食品を共同調達 包括業務提携の一環

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阪神百貨店
エイチツーオー(H2O)リテイリングは12月20日、大阪が地盤の食品スーパーの万代と合弁会社を設立すると発表した。

 エイチツーオー(H2O)リテイリングは12月20日、大阪が地盤の食品スーパーの万代と合弁会社を設立すると発表した。H2Oの中間持ち株会社、関西フードマーケット傘下に3社の食品スーパー事業会社があり、合弁会社を通じて輸入食品を共同調達する。

 H2Oと万代は2021年7月、包括業務提携で基本合意しており、合弁会社設立はその合意に基づく取り組みの一環。合弁会社の社名はエイチエムトレーディングで、2023年2月に設立の予定。H2Oと万代が50%ずつ出資する。本社は大阪市内に置く。

 合弁会社に海外からの商品調達のノウハウを蓄積すると同時に、両社の食品スーパーの品揃えの充実や調達コストの低減を図る。

 万代は大阪、兵庫、奈良、京都、三重の2府3県で161店(6月時点)を展開しており、22年2月期の売上高は3767億円。一方、イズミヤ、阪急オアシス、関西スーパーマーケットの3社を傘下に置く関西フードマーケットは、23年3月期に売上高3750億円を見込んでいる。

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