H2Oと阪急阪神百貨店、本社オフィスを移転、2022年夏

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阪神梅田本店が入る「大阪梅田ツインタワーズ サウス」の外観
低層階に阪神梅田本店が入る「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」に入居する

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと傘下の中核会社、阪急阪神百貨店は2022年夏に本社オフィスを移転する。移転を機に働き方改革を加速させ、効率化とコスト削減を進める。

 低層階に阪急うめだ本店が入居している梅田阪急ビルオフィスタワーから、22年春に完成予定の大阪梅田ツインタワーズ・サウス(大阪市北区)に移転する。移転時期は8月下旬となる見込み。

 大阪梅田ツインタワーズ・サウスは、阪神百貨店の阪神梅田本店が入居していた大阪神ビルと隣接する新阪急ビルを建て替えて、地上38階建ての高層ビルとして再開発するもので、1期部分は18年4月に完成、阪神梅田本店が部分開業した。

 2期部分も低層階には阪神梅田本店が入居、21年10月から順次オープンしている。2期部分の地上11〜38階がオフィスゾーンとなり、H2Oと阪急阪神百貨店の本社は14階に入る。

 新オフィスでは個人の固定デスクを設けず、フリーアドレスとする。部署を超えて協働したり、ミーティングしたりできるスペースを増やすほか、オンライン会議用ブース、1人で仕事に集中できるスペースなどを設置する。リモートワークを推進することで出社率を60%以下に抑え、ペーパーペス化も徹底することで、移転前に比べてオフィス面積を4割削減することを目指す。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室では、日々の流通・小売業関連のニュースを配信するほか、メールニュースなどを通じてDCSオンラインユーザー様とのコミュニケーションを行っております。

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