光洋が関西の「ピーコックストア」23店舗取得、年商1000億円超に

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 イオン子会社の光洋(大阪市)は2016年3月1日付けで、同じくイオン子会社のイオンマーケット(東京都杉並区)から関西地区の23店舗を引き継ぐ。これにより、光洋の売上高は1000億円を超える見通し。イオンは関西での食品スーパー事業を光洋に集中し、競争力を高める。

 光洋は2007年にイオンの子会社となり、08年にはイオンからマックスバリュ15店舗を引き継いだ。店舗数は現在58店舗、売上高(営業収益ベース)は15年2月期で874億円だった。

 一方、イオンマーケットは72店舗(5月現在)を運営しているが、光洋に店舗を譲渡した後は、首都圏に経営資源を集中する。イオンマーケットは愛知県で運営していた6店舗を14年4月にマックスバリュ中部(名古屋市)に移管した経緯がある。

 イオンは13年4月にJ.フロントリテイリングからピーコックストアを買収し、イオンマーケットに商号を変更した。イオンマーケットの15年2月期の売上高は639億円だった。

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