東芝テック、電子レシート「スマートレシート」の利用料を無料に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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東芝テックの電子レシート「スマートレシート」
紙のレシートをやりとりする必要がなくなり、店舗従業員と来店客の接触を減らすことができる

 東芝テックは6月1日から、電子レシートシステム「スマートレシート」を小売店が月額利用料無料で利用できるようにする。同システムを導入することで、レジにおいて紙のレシートをやりとりする必要がなくなり、店舗従業員と来店客の接触を減らすことができる。同社では、新型コロナウイルスの感染リスクを減らすことに貢献できるとしている。

 スマートレシートは、スマートフォン(スマホ)にダウンロードした専用アプリで買い物レシートを確認できるサービス。利用者は過去13カ月のレシートを、スマホでいつでも確認できる。

 小売店の会員カードとスマートレシートのIDを連携させることで、翌日から買い物精算の際に会員カードをレジの読み取り機にタッチするだけで、アプリに電子レシートが発行されるようになる。購買傾向に合わせてクーポンを発行したり、企業単位で利用可能なスタンプカードを表示したりする機能も持つ。

 スマートレシートは、北雄ラッキー(北海道)やユニバース(青森県)、三徳(東京都)、三河屋(愛知県)、阪急オアシス(大阪府)、ハローズ(岡山県)などが導入している。

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