JR東日本、一転して最終赤字予想に 利用客低調で2年連続

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10月28日、東日本旅客鉄道(JR東日本)は2022年3月期の連結純損益見通しを1600億円の赤字に下方修正した。写真はJR東日本のロゴ。千葉市の幕張メッセで2016年3月撮影(2021年 時事通信)

[東京 28日 ロイター] – 東日本旅客鉄道(JR東日本)は28日、2022年3月期の連結純損益見通しを1600億円の赤字に下方修正した。360億円の黒字予想から一転し、2年連続の最終赤字を見込む。緊急事態宣言が断続的に発令されたことなどで、利用客が低調に推移した。前年は5779億円の赤字だった。

IBESがまとめたアナリスト12人の予測平均値は1005億円の赤字だった。

連結売上高見通しは従来予想の2兆3260億円から前年比16.6%増の2兆0570億円、営業損益は740億円の黒字から1150億円の赤字(前年は5203億円の赤字)に下方修正した。

併せて発表した21年4─9月期の純損益は1452億円の赤字(前年同期は2643億円の赤字)だった。従来予想の520億円の赤字から大きく下振れた。

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