コロナで業績急回復のU.S.M.Hの強さを5カ年経営指標の変化から読み解く

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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インデックス2021大

 イオン(千葉県)傘下のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス( 東京都:以下、U .S.M.H)は、2015年3月にマルエツ(東京都)、カスミ(茨城県)、マックスバリュ関東(東京都)の首都圏を商勢圏とする食品スーパー(SM)企業3社が経営統合して設立された。21年2月期の連結業績は、営業収益が対前期比6.1%増の7338億円、営業利益が同104.4%増の191億円。ここ数年、減益が続いていたが、新型コロナウイルス(コロナ)感染拡大でSMの需要が拡大したことで増収、大幅増益となっている。既存店売上高も同5.5%増と伸長した。

 事業会社別の業績(営業収益・営業利益の伸長率)も、それぞれマルエツが同5.2%増・同86.5%増、カスミが同7.4%増、同109.4%増、マックスバリュ関東が同6.5%増、同216.5%増と3社ともに好調だった。

 U.S.M.Hは

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