食品で北海道トップシェアをめざすイオン北海道の経営指標を分析
北海道内で総合スーパー業態の「イオン」、食品スーパー業態の「マックスバリュ」「まいばすけっと」などを展開するイオングループ傘下のイオン北海道。2020年3月、 SM改革を目的として、同じイオングループの旧マックスバリュ北海道と経営統合を行ったことで、一気に売上高3000億円規模の企業となった。
21年2月期の業績内容は、売上高3199億円(対前期比72.1%増)、営業収益3384億5700万円(同65.5%増)と大きく伸長。利益面では、営業利益93億6500万円(同15.5%増)、経常利益92億9700万円(同15.7%増)で、いずれも3年ぶりにプラスに転じた。売上高、営業利益、経常利益は過去最高を更新する好調な着地で、要因としてマックスバリュ北海道との経営統合による合理化・経費削減や、売上構成比の高い食品への需要がコロナ禍で堅調に推移したことなどを挙げている。
新中期5カ年計画のなかでイオン北海道は、食品でも北海道シェアナンバーワンの獲得をめざし、生鮮の強化や商品開発に注力するとしている。その一環として、
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