“ドン・キホーテ流”取り入れ、競争力アップしたユニーの経営指標の推移とは

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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インデックス2021大

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都:以下、PPIH)傘下で総合スーパー(GMS)を展開するユニー(愛知県)は、20年6月期の営業収益が8232億円、営業利益が352億円。19年1月に、PPIHの完全子会社となったことに伴う決算期変更で、16カ月決算になっていることからともに大幅増となっている。新型コロナウイルス感染拡大下での外出自粛生活で、業績が低迷するGMSも多いなか、食品が好調に推移したほか、グループのディスカウントストア(DS)「ドン・キホーテ」の店づくりを取り入れた住居関連品等の販売強化策も奏功し、既存店売上高伸長率は同1.7%増と伸長している。

 PPIHは、GMSの立て直し策として、18年6月期から23年6月期までに、ユニー店舗約180店中80店を、「ドン・キホーテ」とのダブルネーム店舗に転換する計画だ。転換後の店舗は、PPIH完全子会社のUDリテール(神奈川県)が運営することで競争力向上を図る。21年3月時点ですでに

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