ライトオン、20年8月期は39億円の営業赤字に、コロナで売り上げ大幅減

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ライトオンは7月14日、2020年8月期の連結営業損益が39億円の赤字(前期は21億円の赤字)になる見通しだと発表した。

 カジュアル衣料専門店のライトオンは7月14日、2020年8月期の連結営業損益が39億円の赤字(前期は21億円の赤字)になる見通しだと発表した。1月下旬以降、新型コロナウイルスの影響で来店客が減少、緊急事態宣言が発令された4月以降は店舗の臨時休業や営業時間短縮を行ったため、売り上げが大きく落ち込んだ。

 6月からは全店舗で営業を再開しており、夏物セールも好調だったことから月次の既存店売上高は前年同月比9.8%と回復しているが、20年8月期通期の売上高は27.7%減の535億円となりそうだ。新型コロナ関連の特別損失を計上したことから、純損益は58億円の赤字(前期は61億円の赤字)を予想する。

 同社は期初時点で、20年8月期の売上高660億円、営業利益6億円を見込んでいたが、新型コロナの感染が広がったことを受けて、4月14日に業績予想を「未定」に修正していた。

 なお、同時に発表した20年8月期第3四半期(19年9月〜20年5月期)の連結業績は、売上高が前年同期比31.5%減の391億円、営業損益が18億円の赤字、純損益が33億円の赤字だった。

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