「ザラ」のインディテックス、新型コロナで3月の売り上げ急減

ロイター
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3月18日、「ザラ」などのブランドを傘下に擁するスペインのアパレル大手インディテックスは、新型コロナウイルス流行で事業が大きな打撃を受けており、3月最初の2週間の売り上げが24.1%減少したと発表した。写真は2019年7月、チリで撮影(2020年 ロイター/Rodrigo Garrido)

[マドリード 18日 ロイター] – 「ザラ」などのブランドを傘下に擁するスペインのアパレル大手インディテックスは18日、新型コロナウイルス流行で事業が大きな打撃を受けており、3月最初の2週間の売り上げが24.1%減少したと発表した。世界で4000店舗近くを一時的に閉鎖したという。

同社は、新型コロナ流行で春/夏物在庫の価値が下がる中、2億8700万ユーロ(3億1600万ドル)の引当金を計上すると表明。2019年通期の年間配当を支払うかどうかの決定を先送りするとした。

同社は発表文で「2019年のグループ利益の堅実性や強固なバランスシートにより、2020年に持ち上がったこの困難に対処するにあたってわれわれは堅固なポジションにいる」とした。

同社が発表した通期純利益は前年比6%増の36億4000万ユーロ。引当金がなければ伸び率は12%だったという。

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