ストア・オブ・ザ・イヤー2023、2位はカスミ新業態、3位はサミットのSDGs対応店
店舗部門 2位
BLNDE(ブランデ)研究学園店(カスミ)
店舗概要
オープン日 | 2022年2月17日 |
所在地 | 茨城県つくば市研究学園3-23-3アクセスつくばエクスプレス「研究学園」駅よクルマで5分 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
売場面積 | 1997㎡ |
取扱SKU数 | 1万452 |
年商目標 | 20億円 |
受賞理由
- オリジナルブランドや、地元企業とのコラボレーションなど、独自性ある商品がたくさんあり、これまでとはまったく違うSMになった!
- 何といってもお店に行ったときの楽しさ。行くたびに新しい発見がある
- 新しい小売の世界を切り開くのではと、期待にあふれ応援したくなる店。リアル店における買物の楽しさ、新しさ、豊かさに触れる場になれる
- 実験店として、勉強になる。定期的に訪れて、つくりとサービスと品揃えの変化を見ていきたい
「食の専門店」をめざす、カスミの総力を結集した新業態
2位に選ばれたのは、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都/藤田元宏社長、以下:U.S.M.H)傘下のカスミ(茨城県/山本慎一郎社長)がつくば市研究学園に出店した「BLΛNDE研究学園店」だ。
ブランデは、同社が2021年3月から始動した「新業態開発プロジェクト」のなかから生まれた新業態で、「全社を活性化させる“起爆剤”」(山本慎一郎社長)と位置づけられている。22年1月に1号店「つくば並木店」を出店しており、研究学園店は2号店になる。今回の投票では、「フードスペシャリティストア」を掲げ、圧倒的な食の集積に挑んだ2号店が票を集めた。
同店では、とくに店舗周辺に多く暮らす若い世代を意識した売場、品揃えを志向。「生鮮」「即食」「グロサリー・ストック」と3つのゾーンを構成し、専門性の高い品揃えを追求する。顧客とのコミュニケーションにも注力し、生鮮3部門と総菜部門では対面販売を実施している。ブランデで注目されたのが、新業態出店に合わせて開発したオリジナルブランド「MiiL KASUMI(ミールカスミ)」シリーズである。
スタンダードな赤ラベルのほか、より高質を追求した金色ラベルの「プレミアム」、地域の専門店や生産者とともに開発した緑色ラベルの「マルシェ」の計3ライン展開で、1・2号店オープン段階で一気に約1300SKUを投入した。また、顧客のロイヤルティを高めるための、会員制プログラム「BLΛNDE Prime(プライム)」も導入している。
店舗部門 3位
サミットストア世田谷船橋店
店舗概要
オープン日 | 2022年4月6日 |
所在地 | 東京都世田谷区船橋 6-27-21 |
アクセス | 京王線「上北沢」駅より徒歩約20分 |
営業時間 | 9:00~23:00 |
売場面積 | 1648㎡ |
取扱SKU数 | 1万828 |
年商目標 | 29.2億円 |
受賞理由
- 環境への取り組みについてお客さまへの伝え方がうまい
- 災害時に役立つ情報の発信や設備の導入など地域に寄り添う姿勢
- 食品廃棄ロス対応の取り組みや、少量販売も充実しており、好感が持てる
- 残渣を活用した生ごみ処理機や、賞味期限の近い商品の購入を勧めるシールの導入など、店舗として無理のないSDGsを考慮した取り組みが見られる
- 中二階の共有スペースの設置など、既存店にはないチャレンジが実施されている
SDGsへの対応策を各所に導入!
中計「GG2022」を体現する店
3位入賞は、サミット(東京都/服部哲也社長)の「サミットストア世田谷船橋店」だ。サミットは世田谷区内ですでに17店を運営しており、強固なドミナントを形成するエリアでの出店だ。
サミットは22年度を最終年度とする3カ年中計のテーマに「GO GREEN 2022~社会に必要とされる新しいSMの創造~」(以下、GG2022)を
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