すかいらーくHD、CO2排出実質ゼロの「ガスト」=東京都内にモデル店舗

時事通信社
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すかいらーくホールディングスが展開するファミリーレストラン「ガスト」の看板
すかいらーくホールディングスが展開するファミリーレストラン「ガスト」の看板
(時事通信社)

 外食大手すかいらーくホールディングス(HD)は7日、ガスや電力の使用に伴う二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする主力チェーン「ガスト」の店舗を、報道陣向けに公開した。店舗の建築コストは「通常の店舗より1割程度高い」(担当者)一方、光熱費などランニングコストは太陽光発電の活用などで抑えられるという。今後、実際のコストや課題などを検証して他店舗での展開も検討する。 

 この店舗は「ガスト東村山市役所前店」(東京都東村山市)で、11日にオープンする。電力は店舗の屋根に設置した144枚の太陽光パネルで約3割、残りを再生可能エネルギー由来の電力を調達して賄う。  ガスは、カーボンオフセットのクレジット付き都市ガスを東京ガスから購入。合わせて年間約88トンのCO2排出を削減できるという。

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