【ファストリ】 14年8月期の営業利益予想引き下げ、国内事業伸び悩み

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 ファーストリテイリングは4月10日、2014年8月期の連結営業利益が前期比9.5%増の1455億円になりそうだと発表した。従来予想を105億円下回る。売上高は従来予想を480億円上回る1兆3700億円(前期比19.9%増)となる見通しだが、販売管理費の増加などで国内ユニクロ事業を中心に利益が伸び悩む。

 純利益予想は従来の920億円から880億円に40億円の下方修正。従来予想では1.8%の増益を見込んでいたが、一転して2.6%の減益となる。

 同日発表した14年8月期上期(13年9月~14年2月)の連結業績は、売上高が前年同期比24.3%増の7643億円、営業利益が6.8%増の1032億円だった。売上高は期初予想を358億円上回ったが、営業利益は8億円下回った。

 国内ユニクロ事業は既存店売上高が2.2%増となるなど堅調だったが、人件費や広告費など販売管理費が増加、営業利益は1.8%増の702億円と微増にとどまった。一方、海外ユニクロ事業は中国、台湾、韓国などで業績が計画を上回り、営業利益は75.1%増の280億円となった。

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