【ユニー】増資で最大298億円を調達、設備投資や借入金返済に

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 ユニーは公募増資と伊藤忠商事を引受先とする第三者割当増資によって最大で約298億円を調達する。

 調達資金は新店投資や既存店改装に充てるほか、サークルKサンクスの株式公開買付(TOB)で膨らんだ有利子負債の返済に回す。

 8月1~7日に公募増資で3000万株、伊藤忠商事を引受先とする第三者割当増資で103万5000株を新たに発行するほか、需給動向に応じて追加で450万株を売り出す。今回の増資によってユニーの発行済み株式総数は最大で約18%増える。

 ユニーは今期から来期にかけて、サークルKサンクスの新設に約145億円、総合スーパー「アピタ」と食品スーパー「ピアゴ」の新設および改装に約88億円を投じる予定。また、サークルKサンクスのTOB資金として借り入れた360億円の返済期限が今年10月末に迫っている。

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