顧客満足度はアマゾン以上!意外に知らない、急進するコストコECの秘密

松岡 由希子 (フリーランスライター)
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食のECシフト680

世界12カ国でメンバーシップ・ホールセール・クラブ(会員制倉庫型卸売小売:MWC)を展開するコストコホールセール(Costco Wholesale:以下コストコ)。強力な商品力を武器に、各国の市場で絶大な支持を集める同社も近年はEC強化に力を注いでいる。日本でもじわりと拡大中の「コストコEC」の最新動向を見ていこう。

最新期の売上高17兆円超!世界12カ国で795店を展開

コストコの外観
世界12カ国で795店舗を展開するコストコ。最新期の売上高は日本円換算で17兆円を超える

 米国の代表的なMWCのコストコホールセール(Costco Wholesale:以下コストコ)は、業績を順調に伸ばし続けており、2020年8月期の売上高(速報値)は、対前期比9.2%増の1632億ドル(17兆1360億円:1ドル=105円で換算、以下同)だった。

 コストコは、米国552店舗、カナダ101店舗、日本27店舗を含め、世界12カ国で795店舗を運営する。年会費を支払った会員のみが利用できる会員制モデルを採用しており、19年8月期末時点の有料会員数は世界全体で5390万人にのぼる。

 年会費は国によって異なり、個人向け「ゴールドスターメンバー」の年会費は、米国で60ドル(6300円)、日本で4400円(税抜)だ。19年8月期の年会費収入は売上高の2.24%に相当する33億5200万ドル(3519億6000万円)だった。同期の営業利益が47億3700万ドル(4973億3850万円)であることを踏まえると、

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記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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