ダイユー・リックHD、3~8月、夏物用品が好調で営業利益3.5%増

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 ダイユー・リックホールディングスの3~8月の連結決算は、売上高405億円(前年同期比1.8%増)、営業利益14億円(3.5%増)となった。

 ダイユーエイトのホームセンター事業は、既存店ベースで、客数が前年同期比で0.7%減少、客単価も0.5%減少したことから、売上高は0.3%の減少となった。夏場は猛暑日の影響により前年と比較して来店客数が減少したことが売上高に大きく影響した。リックコーポレーションのホームセンター事業は、客単価が2.0%増加したが、客数が4.8%減少したことから、売上高は2.9%減少した。

 6月に入って気温の上昇とともに夏物季節商品の売れゆきが好調だった。関西より西を拠点にするリックコーポレーションは、猛暑で害虫の発生が少なく、雑草の成長も遅かったことで殺虫剤、園芸薬品、農業肥料、用土を中心として日用品・園芸・植物等は伸び悩んだ。

 2019年2月期通期は、売上高805億円(2.2%増)、営業利益19億円(11.6%増)、経常利益21億円(8.4%増)、純利益12億5000万円(20.6%増)を予想している。

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