家電量販店相関図2024 住宅に百貨店、アニメ…異業種買収による拡大進む
家電量販店業界は2010年ごろ同業のM&A(合併・買収)が増え再編が加速したが、近年は周辺事業強化のためのM&Aが増えている。
業界最大手のヤマダホールディングス(群馬県)は11年に住宅関連事業に乗り出し、18年には家電販売を軸にした「暮らしまるごと」戦略を打ち出した。この1年を見ると、100%子会社のヒノキヤグループ(東京都)が子会社6社を23年7月に吸収合併しグループを再編したほか、10月にはイゼッチハウス北海道(北海道)と大洋建設(北海道)の完全子会社化を決定した。24年5月には、北海道初となる「桧家住宅」ブランドの住宅展示場をオープン。ほか年内に2カ所の展示場出店を進め、北海道内での認知拡大を図るねらいだ。
ビックカメラ(東京都)は
続きを読むには…
この記事はDCSオンライン+会員限定です。
会員登録後、DCSオンライン+を契約いただくと読むことができます。
DCSオンライン+会員の方はログインしてから閲覧ください。
記事執筆者
ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。
ダイヤモンド・チェーンストア編集部紹介サイトへ
この特集の一覧はこちら [16記事]