アレンザHD

ペットの好調続く、PB比率も拡大

アレンザHD

2019年にダイユー・リックHDがバローHDと経営統合を行い、同時に商号をアレンザHDに変更し、バローHDの子会社となった。傘下に福島県を地盤にするダイユーエイト、岡山県のタイム、東海地方のホームセンターバローと、ペット専門店事業を運営するアミーゴを収める。

同社の2022年2月期の業績は、営業収益が対前期比0.3%減の1569億円、営業利益が同24.8%減の62億円。事業会社別に売上高を見ると、ダイユーエイトは同1.3%減の475億円、タイムは同1.5%減の160億円、ホームセンターバローは同2.4%減の606億円だった。

一方、ペットショップ業態のアミーゴの売上高が同6.7%増の239億円、セグメント利益が同6.0%増の17億円で増収増益を継続。アレンザHDは「アミーゴ」のほか、各事業会社が運営する「ペットフォレスト」「ジョーカー」といったペットショップがあり、これらを合わせると313億円となり、ペット関連市場でイオンペットに次ぐ規模となる。

アレンザHDは「チャレンジ3000」を掲げ、30年に売上高3000億円をめざす。そのための施策の1つとしてPB商品の開発強化を挙げる。PB商品の売上高構成比は11.0%に拡大している。23年2月期には取扱品目数を1万5000品目に増やす方針だ。

 

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