アレンザHD、第3四半期決算を発表

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アレンザホールディングス(福島県)は1月10日、24年2月期第3四半期決算(2023年3月1日~2023年11月30日)を発表した。

連結営業収益は1,122億7千万円(前年同期比0.7%増)となる一方、連結営業利益は31億3千6百万円(前年同期比29.7%減)、連結経常利益は35億2千5百万円(前年同期比26.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億5千5百万円(前年同期比22.3%減)の増収減益であった。

物価高の影響などによる消費者の節約志向の高まりなどもあり、売上が前年を下回る状況が続いている。

アレンザHDでは「Challenge3000」を掲げ、営業収益3,000億円、経常利益率5%をグループ目標として掲げ、中期成長戦略として中核事業であるホームセンター事業を中心に収益基盤を強化するために、PB商品の開発、新規出店、既存店の改装などに注力し、店舗数を300店舗に拡大(2023年11月に連結子会社化したホームセンターアント5店舗を含む)している。

ホームセンター事業のセグメント別では、ダイユーエイト(福島県)が既存店ベースで客数が前年同期比で5.3%減少、客単価が前年同期比で2.2%増加したことにより既存店売上高は3.3%の減少。

タイム(岡山県)は既存店ベースで客数が前年同期比で5.7%減少、客単価が前年同期比で3.7%増加したことにより既存店売上高は2.2%減少。

ホームセンターバロー(岐阜県)は既存店ベースで客数が前年同期比で5.2%減少、客単価が前年同期比で4.6%増加したことにより既存店売上高は0.9%の減少となった。

なお、通期の連結業績予想については、変更はないとしている。

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