ダイユーエイト、PPA モデル導入で再生可能エネルギーを活用

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ダイユ―エイトに設置された太陽光発電パネル
2023 年3月までに合計15 店舗の設置を計画する。(画像はプレスリリースより)

 アレンザホールディングスの子会社ダイユーエイトは、2月22日、電気工事・エネルギー事業の「カジノン」(本社・岡山県岡山市)と、自然エネルギーによる発電事業などの「おひさま PPA」(本社・岡山県岡山市)と、第三者所有モデル(以下、PPA モデル)での自家消費型太陽光発電システムを、ホームセンター店舗に導入すると発表した。2023 年3月までに合計15 店舗の設置を計画する。

 PPA(Power Purchase Agreement)は、建物所有者(電力需要家)ではなく、発電事業者や金融機関等の第三者が発電設備を設置・所有し、電力需要家が自家消費した分の電力料金を従来より安く提供するモデル。今回のケースでは、建物所有者はダイユーエイト、設置する第三者はおひさまPPA となる。

 PPAモデルを導入することで、初期投資やメンテナンス費用等の負担なく発電システムの設置ができ、一定期間、再エネ賦課金、燃料調整費がかからず定額での提供が可能のため、経費の削減が見込まれるという。余剰電力もオフサイト送電を予定しており、近隣店舗へ電力の共有が可能で、地域全体で再生可能エネルギーの使用が可能となり、CO₂排出量の削減に貢献できるとしている。今回の導入により、ダイユーエイトでのCO₂総排出量は2020年度比で約10%の削減を見込んでいる。

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