ダイユーエイト、タイム、バローホームセンターなどが大合従連衡 アレンザホールディングス HC業界10位の規模に

2019/06/14 05:15
千田直哉

4月に予定していたアナリスト向けの決算説明会を約1ヶ月遅らせて開催したのはアレンザホールディングス(東京都/浅倉俊一社長)。合併にともない、たな卸資産の評価方法を売価還元法に変更したためだ。2019年2月期の売上高は797億9700万円(対前期比1.3%増)と2年連続の増収だったが、たな卸資産の評価減が10億1600万円発生したため、営業利益3億9500万円(同76.7%減)、経常利益6億9100万円(同64.2%減)、当期純利益は6400万円の赤字決算となった。

中小HC企業がさらに集う可能性も

 アレンザホールディングスの前身は、ダイユーエイト(福島県/浅倉俊一社長)とリックコーポレーション(岡山県、現:タイム〈吉原重治社長〉)という2つの中堅ホームセンター(HC)企業。2016年の2社経営統合を機に社名をダイユー・リックホールディングスに改めた。そして、今年4月にバローホールディングス(岐阜県/田代正美社長)傘下のホームセンターバロー(岐阜県/和賀登盛作社長)を株式交換で完全子会社化。アレンザホールディングスに社名変更するとともに、バローホールディングスの傘下に入った。

 アレンザとはイタリア語で「同盟・連合」のことであり、グループ企業の関係強化と拡大を誓う宣言を意味する。

 現在は、傘下にダイユーエイト、日敷(秋田県/小田原豊博社長)、タイム、バローホームセンターのほかペット専門店のアミーゴ(東京都/中村友秀社長)とジョーカー(東京都/蓮岡秀幸社長)、輸入卸売業のアレンザジャパン(東京都/栁沼忠広社長)があり、全国に250店舗を展開している。

 同社は2030年度の売上目標を3000億円に据えた「チャレンジ3000」を推進中である。新規出店とM&A(合併・買収)のあわせ技で達成を目指す。

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アレンザホールディングス、成長のための5つの戦略!

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