ベイシア、「アセロラ真鯛」を試験販売、近大とニチレイが共同開発

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ベイシアが試験販売を開始する近大とニチレイが共同かいはつした「アセロラ真鯛」
アセロラの抗酸化作用による食味の向上や品質保持などが期待されている

 ベイシア(前橋市)は、近畿大学とニチレイフーズが共同開発中の「アセロラ真鯛」の試験販売を始めた。アセロラ真鯛は、人工種苗による持続可能な養殖魚であることを証明する第三者認証「SCSA認証」を受けており、SCSA認証商品の販売は大手小売業では初となる。

 北関東を中心とした全137店舗(ベイシアマートを除く)で、11月16日から試験販売を始めた。アセロラ真鯛約5000尾を加工して、販売する。販売期間は1カ月程度を見込んでいるが、売れ切れ次第終了する。価格は「サク」が100g537円(税込み)、「お造り(6切れ)」が429円、「生寿司(5貫)」が429円。

 アセロラ真鯛は、アセロラの搾りかす粉末を配合したエサで養殖した真鯛で、アセロラの抗酸化作用による食味の向上や品質保持などを期待して、近大とニチレイフーズが開発に取り組んでいる。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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