ニチレイフーズが秋の新商品を発表!食の外部化が進む中、冷凍食品の成長戦略とは

2019/07/22 10:30

ニチレイフーズは7月8日(月)、本社で2019年秋季新商品記者発表会を開催した。単身やシニアの小世帯や共働き世帯の増加、時短ニーズの高まりなどを背景に食の外部化がますます進む中で、2019年秋季新商品・リニューアル商品として、家庭用・業務用商品合計で59品発売する。

食の外部化が進む中、成長続ける冷凍食品市場

福本雅志氏
同社取締役常務執行役員 物流部・農産調達部・業務用事業部・家庭用事業部・広域事業部管掌の福本雅志氏

食の外部化を背景に、冷凍食品市場は3年連続で成長を続けている。そうした中、ニチレイフーズは直近4~5月でも順調にシェアを拡大。同社では引き続き、「日本の食卓に、冷凍食品のできること」をスローガンに掲げ、マーケットの牽引を図っていく。

この秋は家庭用冷凍食品の新商品15品、リニューアル品12品をはじめとした家庭用・業務用商品合計59品を発売する。家庭用商品については、「力強いカテゴリー政策の推進」と「新規需要創造への挑戦」という2つの事業テーマを設定。積極的な新商品投入に加えて、「特から」の新TVCM2桁成長を続ける「本格炒め炒飯」の増量キャンペーンなどを予定している。

外食でも人気メニューの投入で食卓の充実を図る

まず、おかずカテゴリーでは、高い成長性を示す鶏肉需要を受けて、「ささみソースカツ」と「ひとくち香ばしやきとり」を発売する。「ささみソースカツ」は、8種類の香辛料が香る特製ソースをかけたささみカツ。から揚げ中心の売場の中で、衣フライを提案していく。「ひとくち香ばしやきとり」は、特製の甘辛たれでこんがり香ばしく焼き上げた一口サイズのやきとり。どちらも、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもなる味付けとなっている。

ささみソースカツの画像
ささみソースカツ
ひとくち香ばしやきとりの画像
ひとくち香ばしやきとり

また、「とろ~りチーズのハンバーグ」は、外食でも人気の高いチーズ入りハンバーグを商品化。こだわりのチーズとコク深いデミグラスソースが特長だ。中種に牛肉を約20%使用した「ビーフクリームコロッケ」は、濃厚なクリームと牛の旨みが特長。どちらも食べ応えのある1個45gの設計で、「食卓にもう一品」のニーズ獲得を狙う。

とろ~りチーズのハンバーグの画像
とろ~りチーズのハンバーグ
ビーフクリームコロッケの画像
ビーフクリームコロッケ

 

多彩な商品投入によって米飯カテゴリーを活性化

米飯カテゴリーでは、SKU数の拡充によりピラフ類が伸長する中で、「牛すき焼めし」「トリュフ香る3種のきのこのバターピラフ」「たいめいけんドライカレー」の3品を発売。豊富なラインアップで市場活性化を図る。

「牛すき焼めし」は、人気メニューの「すき焼」を「焼めし」にアレンジした商品。牛バラ肉を使用して食べ応えと肉の旨みがしっかり感じられる。「トリュフ香る3種のきのこバターピラフ」は、ひらたけ・エリンギ・しいたけを使用したバター醤油味のピラフ。白トリュフオイルとポルチーニパウダーで芳醇な香りと奥深い味わいに仕上げた。「たいめいけんドライカレー」は、老舗洋食店「たいめいけん」監修の本格的なドライカレー。27種のスパイスとハーブの味わいと炒めた香ばしさが特長となっている。

牛すき焼めしの画像
牛すき焼めし
トリュフ香る3種のきのこバターピラフの画像
トリュフ香る3種のきのこバターピラフ
たいめいけんドライカレーの画像
たいめいけんドライカレー

また、6月の発売後好調の「まぁるい焼」シリーズからは、十勝豚丼をイメージした甘辛いタレの風味が特長の「まぁるい焼豚めし」を発売する。

まぁるい焼豚めしの画像
まぁるい焼豚めし

 

冷食メーカー初となる人気キャラクターとのコラボも予定

 お弁当カテゴリーでは、「大人需要」を取り込むべく「お弁当にGood!『豚みそつくね』」と「お弁当にGood!『バジル香る!チーズチキン』」の2品を投入。同社商品が2年連続前年プラスで進捗する中で、新機軸のメニュー提案とプロモーション活動でカテゴリー活性化を図る考えだ。秋口には冷凍食品メーカー初の試みとして、人気キャラクターが登場する限定パッケージの展開も予定している。

お弁当にGood!『豚みそつくね』の画像
お弁当にGood!『豚みそつくね』
お弁当にGood!『バジル香る!チーズチキン』の画像
お弁当にGood!『バジル香る!チーズチキン』

 冷凍野菜カテゴリーでは、ブロッコリーの購入頻度が高いことから、400gの大容量サイズ「そのまま使える高原育ちのブロッコリーボリュームパック」を発売する。

そのまま使える高原育ちのブロッコリー ボリュームパックの画像
そのまま使える高原育ちのブロッコリー ボリュームパック

 また、業務用では、「日常以上、ハレ未満=手の届くちょっとした贅沢を」をテーマに開発した有名シェフ監修の「シェフズスペシャリテ」に、京都の割烹料理店「余志屋」監修の和風おかずをラインアップに追加するほか、和惣菜「ほっとするおかず」シリーズのラインアップ拡充を実施する。

シェフズスペシャリテ 【京都割烹】余志屋 川那辺行繁監修 豆腐ハンバーグ(ゆず香る和風あんかけ)の画像
シェフズスペシャリテ 【京都割烹】余志屋 川那辺行繁監修 豆腐ハンバーグ(ゆず香る和風あんかけ)

同社取締役常務執行役員の福本雅志氏は、「“顧客価値の創造”と“社会課題の解決”の二つの軸をベースに、①『代わる』美味しさの実現、②機能&メニューの拡充、③時短調理、④環境との共生の4つの施策を進めることで、令和時代の冷凍食品マーケットを切り開いてまいります」と今後に向けた意気込みを語った。

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