卸オリジナル商品市場、内食需要の高まりで簡便・時短ニーズに対応した商品が続々

ライター:山田陽美
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味噌汁での使用を明確にした乾燥野菜を新発売

国分グループ本社の「tabete素のまま国産野菜 みそ汁の具」
国分グループ本社の「tabete素のまま国産野菜 みそ汁の具」

 利便性の高さから需要が高まっている乾燥野菜だが、「使い方がわからない」という声が多いことから、国分グループ本社では、味噌汁に使えるというポイントを明確にした「tabete素のまま国産野菜 みそ汁の具」を発売した。野菜はすべて国産で、パッケージには「国産」を目立たせて表記した。商品は3種類で、味噌汁の他に豚汁や洋風スープなどアレンジして使用できるように考え野菜を組み合わせている。

三井食品の「広島レモンハイボール」「広島レモンハイボールの素」
三井食品の「広島レモンハイボール」「広島レモンハイボールの素」

 一方、コロナ禍においては、家飲み需要が高まっていることから、三井食品では広島県産レモンを使用した「広島レモンハイボール」を新発売した。外国産に比べて糖度が高く旨味もありウイスキーと相性抜群の広島県産レモンを使うことで、レモン由来の香りが華やかに感じられ、さわやかな飲み口だ。また、炭酸水で割って、自分好みの味を手軽につくれる「広島レモンハイボールの素」も発売した。トレンド感のある商品の投入で、さらなる需要の底上げを図っている。

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