マヨネーズ市場、コロナ禍の内食率増加で需要は安定的に拡大
アマニ油マヨネーズなどの健康訴求型が人気
外出自粛や在宅勤務による運動不足から健康意識が高まり、健康訴求型マヨネーズも好調に推移している。なかでもアマニ油やオリーブオイルなどのプレミアムオイルを使用したマヨネーズが人気で、手軽にプレミアムオイルを摂取したい人から支持されている。
キユーピーの血圧が高めの人向けの機能性表示食品「キユーピー アマニ油マヨネーズ」は、毎年2ケタ増で推移。この春は200gに加え、ヘビーユーザー向けに300gをラインアップした。日本製粉の「ニップン アマニ油入りマヨネーズ」は、カナダ産ゴールデンプレミアム種を使用。α-リノレン酸の含有率が高いのが特徴だ。アマニ油を使ったドレッシングや調味料なども登場し、引き続き、アマニ油商品は拡大が期待されている。
また、この春には内臓脂肪を減らす機能性表示食品の「キユーピー フィッテ」を新発売。内臓脂肪を減らす機能が報告されているローズヒップ由来ティリロサイドを配合した。毎日の食生活に取り入れやすい調味料で内臓脂肪を減らすことができるため、新たな需要の掘り起こしにつながりそうだ。