コンビニ売上高ランキング2023 市場規模はコロナ前越え!大手の戦略は
日本フランチャイズチェーン協会によると、2022年度(22年1~12月)のコンビニエンスストア(CVS)の市場規模は11兆1775億円で、対前年度比で3.7%増と21年度に続き市場が伸長。コロナ前の19年度(11兆1608億円)を超えるまでに回復を果たしている。
大手3社の23年2月期チェーン全店売上高を見ても、首位のセブン-イレブン・ジャパン(東京都:以下、セブン-イレブン)が対前期比4.0%増の5兆1487億円、2位のファミリーマート(東京都)が同4.1%増の2兆9575億円、3位のローソン(東京都)が同4.0%増の2兆2995億円と、いずれも伸長。セブン-イレブンとローソンは19年度の実績を上回っている。

一方、中小CVSの業績の傾向は二分している。北海道を地盤とするセコマの22年12月期売上高は同5.3%増の2005億円。強みとする製造小売業(SPA)モデルを生かし、日常的に必要とされる商品をリーズナブルに提供する価格戦略で支持を得ている。
一方の
日本の小売業1000社ランキング2023 の新着記事
-
2023/09/14
反動減とコスト急騰ものともせず!3期以上連続増収増益の食品スーパー6社とは -
2023/09/14
日本スーパーマーケット協会・岩崎高治会長が語る「解決めざす業界の3つの課題と施策」とは -
2023/09/13
九州県別の小売売上高ランキング2023トライアルやコスモスらDSとドラッグストアの成長続く -
2023/09/13
中・四国の県別小売業売上高ランキング2023!フジ、来年から新体制へ、イズミ は好調維持 -
2023/09/13
注目急成長企業も多数ランクイン!日本の小売業 2023年151~1000位を 全公開 -
2023/09/13
近畿の小売業府県別売上高ランキング2023 相次ぐ外資の近畿進出で、競争激変へ
この特集の一覧はこちら [25記事]

関連記事ランキング
- 2025-04-112024年度好決算のファミリーマート、新年度に掲げる2つの柱とは
- 2025-04-10コンビニ相関図2025 デジタル・物流領域で企業の壁を越えた連携進む
- 2020-03-30彷徨うコンビニその7 山崎製パンがデイリーヤマザキを手放せない事情
- 2019-10-22ホームセンター売上高ランキング!DCM、カインズ、コメリ…各社戦略を解説
- 2023-11-01日本の卸売業150社ランキング2023を一挙公開!各社業績は軒並み好調
- 2019-10-15発表!ドラッグストア食品売上高&構成比ランキング
- 2025-03-08発表! ストアオブザイヤー2025&「今、行くべき店」を編集部が厳選!
- 2024-05-31セブンナウVSローソン コンビニデリバリーの勝者はどっちだ?
- 2025-03-08ストアオブザイヤー2025、マミーマートの注目フォーマットが2位に!
- 2024-09-09日本の小売業1000社ランキング2024、総売上高は過去最高の81.9兆円!