コーナン商事 上半期売上高は前期比1.4%減も計画比では微増

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コーナン商事の3~8月の上半期決算は、売上高が前年同期比で1.4%減の2189億円、営業利益は25.6%減の160億円となった。

 コーナン商事の3~8月の上半期決算は、売上高が前年同期比で1.4%減の2189億円、営業利益は25.6%減の160億円となった。

 売上高は、前年のコロナ対策商品の需要やテレワーク・外出⾃粛による収納⽤品・DIY⽤品の需要などの反動減と8⽉の全国的な⻑⾬による季節商品の不振により、前年を下回ったが、計画⽐では1.7%増だった。一方、営業利益は販管費の増加により、計画比で5.7%減となった。販管費は、新店オープンによる⼈件費の増加や、販促費が5.4億円増、チラシ等の広告宣伝費が3.6億円増となったことが影響した。

 売上総利益率は37.9%で前年同期からマイナス0.2ポイント(pt)、販管費率は34.1%で同・プラス2.4ptだった。

 期中の出店は、HCが6店舗、PROが4店舗、CAMP DEPOTが2店舗、建デポが1店舗の計13店舗と旺盛だったが、そのうち店舗が居抜き出店となっている。下半期も居抜き出店を中心に出店を進め、ベトナムの1店舗を含め15店舗を出店する。なお、20年前に第1号店を出店したコーナンPROの店舗数は、100店舗に到達し、21年8月末時点で101店舗となった。

 2022年2月期通期は、期首初めの予想を据え置き、売上高は4275億円(0.1%増)、営業利益274億円(11.4%減)、経常利益258億円(13.3%減)、当期純利益163億円(12.6%減)を見込んでいる。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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