コーナン商事

25年度5000億円めざす

 2022年2月期の業績は営業収益4412億円(対前期比0.2%減)だった。コロナ需要の反動で、21年度の業績が苦戦したホームセンター業界の中で、落ち込みを最小限に抑えた形だ。

 背景には積極的な出店がある。22年2月期は26店舗を出店。23年2月期は30店舗以上の出店を見込んでいる。最近では、商業施設内への居抜きによる出店も目立つ。業態別ではプロショップ「コーナンPRO」が好調を維持し、店舗数は100店舗を突破し、プロ事業の売上高構成比が全体の26%に拡大している。

 21〜25年度までの「第3次中期経営計画」で、25年度の売上高5000億円を目標に掲げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)や新業態の開発などに取り組む方針だ。

 その一環として、同社は強みとしているPB商品の外販に力を入れる。18年5月にはホームインプルーブメントひろせと資本業務提携を締結し、PB供給を開始。その後もPBの供給先を増やし続けており、関西スーパーマーケット、ひらせいホームセンター、ナンバ、スーパーバリュー、エンチョーに導入している。

コーナン「アクロスプラザ稲沢店」

代表取締役社長 : 疋田 直太郎

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
439,024百万円36.4%5%35%4.7%3%

決算期:2023年2月 / 連結

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