イオン、万代も驚くロピアの激安ぶり 関西3号店鶴見島忠ホームズ店を徹底分析

調査・文=矢野清嗣
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続ロピア大

ロピア(神奈川県/高木勇輔代表)は2020年11月24日、関西3号店となる「ロピア鶴見島忠ホームズ店」(大阪府大阪市:以下、鶴見店)をオープンした。高密度の人口密集地への出店となった同店の周辺は、関西地盤の有力チェーンひしめく激戦区。ロピア進出により、競合店はどのような影響を受けているのか。主要品目の価格比較とともに見ていく。
(調査日:2020年12月6〜7日)※本文中の価格はすべて本体価格

ロピア鶴見島忠ホームズ店の外観

売場解説

「都市型モデル」の売場レイアウト

 鶴見店は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅から約600m、同駅から国道479号線を北に8分ほど歩いた場所にある。周辺はマンションや戸建て住宅が密集する住宅街。肥沃なマーケットのためか、自転車で5分圏内に万代(大阪府/阿部秀行社長)、イズミヤ(同/梅本友之社長)、関西スーパー(兵庫県/福谷耕治社長)と関西地盤の有力チェーンが店を構えるほか、大型ショッピングモールの「イオンモール鶴見緑地」もある激戦区となっている。

 関西1号店、2号店に続いて島忠(埼玉県/岡野恭明社長)運営のホームセンター(HC)内への出店となった鶴見店。売場面積は約440坪(歩測)で、既存店舗と比べるとやや小ぶりな印象だ。

 前述のとおり、鶴見店の周辺は高密度の人口密集地であり、移動は主に自転車が使われているようで、ロピア出店に伴い、HC店頭の駐車場だったスペースを約400台の臨時駐輪場に変更している。駐輪場のガードマンに話を聞くと、「(駐輪場は)オープン時から常時満車状態」と教えてくれた。

 売場配置は、青果、精肉、鮮魚、総菜を壁面に沿って展開しており、2号店の「尼崎島忠ホームズ店」(兵庫県尼崎市:以下、尼崎店)で見られた、入口から続く主通路に生鮮4部門を配置する“生鮮ゾーン”方式は採用していない。日配食品は、店舗入口から見て左サイドに集積し、売場中央の前列に飲料、菓子、即席麺、米など、後方に調味料や乾物などの加工食品を配置。同じくHC内店舗である、「平井島忠ホームズ店」(東京都江戸川区)と類似した、ロピアの「都市型モデル」ともいえるレイアウトを採用している。

ロピア鶴見島忠ホームズ店の売場レイアウト図
ロピア鶴見島忠ホームズ店の売場レイアウト図

青果・精肉

インパクト抜群の青果
精肉ではおなじみの売場演出

 主要な売場を見ていこう。導入部の青果売場では、入口付近に価格訴求品の

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