ヨーカ堂、「マスクの森」を全店に拡大、そごう・西武でも専門売り場

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ヨーカ堂の「マスクの森」
「マスクの森」は9月に改装オープンした「イトーヨーカドーたまプラーザ店」で初導入した

 イトーヨーカ堂は、最大で400種類以上のマスクと関連商品を集めた専門売り場「マスクの森」を全店に拡大する。同社は9月25日に改装オープンした「イトーヨーカドーたまプラーザ店」(横浜市青葉区)でマスクの森を初めて導入したが、10月21日以降、衣料品を取り扱う店舗を中心に順次拡大していく。同社は9月末時点で134店舗を展開している。

 小売業では、マスク専門売り場を設置したり、オリジナルマスクを発売したりする動きが加速している。イトーヨーカ堂と同じセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は10月20日以降、「そごう横浜店」や「西武池袋本店」など5店舗でマスク専門売り場を順次開設する。2021年2月末までの期間限定だが、オリジナルマスクを含むファッション性の高いマスクを販売する。

 また、イオン傘下の衣料品専門店コックスはファッションマスク専門店「Mask.com EXPRESS(マスクドットコムエクスプレス)」を10月16日、羽田空港第1ターミナルと第2ターミナルにオープンした。マスクドットコムは東京駅八重洲地下街にも9月8日に出店している。

 一方、ファーストリテイリング傘下のジーユーは10月30日から、細菌や花粉などの粒子を99%カットする高機能フィルター入りのオリジナルマスク3種類を、2枚入り790円(税別)で発売する。

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