ダイエー、光洋を完全子会社に、関西の食品スーパー事業を統合

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経営統合後は、本社機能の統廃合や商品の共同仕入れ、資材・備品の共同調達、物流センターの共同利用などにより経営の効率化を進める。

 ダイエーは1月29日、同じイオン傘下の食品スーパー、光洋(大阪市)を3月1日付けで完全子会社化すると発表した。株式交換方式により経営統合し、関西の食品スーパー事業を一本化する。

 イオンは各地でグループの食品スーパー事業の再編を進めており、ダイエーと光洋は2018年10月に経営統合することで合意していた。19年3月には両社の経営統合に先立ち、イオングループの山陽マルナカの関西エリアの14店舗をダイエーが、マックスバリュ西日本の8店舗を光洋が、それぞれ承継していた。

 経営統合後は、本社機能の統廃合や商品の共同仕入れ、資材・備品の共同調達、物流センターの共同利用などにより経営の効率化を進める。

 ダイエーは188店舗のうち111店舗が関西エリアに集中。光洋は関西で80店舗を展開している(店舗数はいずれも20年1月現在)。

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