ストア・オブ・ザ・イヤー2024を発表!今、行くべき店はこの店だ!全42店舗掲載
三井不動産の強さとHC企業の活躍目立つ
商業集積部門の1位は、三井不動産(東京都)の「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」だ。同社は2連続で同部門1位を獲得しており、施設開発力の高さを見せつけた。同施設は、同社初となるSC業態とアウトレット業態のハイブリッド型商業施設で、2つの業態を複合させることで高い利便性を発揮している点が称賛された。
続く2 位は、ホームセンター(HC)企業であるジョイフル本田(茨城県)の「ジョイホンパーク吉岡」で、HCを核に、幅広い業態を集積し、見事にエンターテインメント性あふれる施設開発を行っている。3位はイオンリテール(千葉県)の「そよら湘南茅ヶ崎」だ。同社が積極開発を進める都市型SCの新フォーマットであり、地域に密着して日常需要を深掘りする業態として高評を得ている。
専門店部門の1位は、HCのハンズマン(宮崎県)による「ハンズマン松原店」だ。九州地方で高い人気を誇る同社がオープンした本州1号店で、ハンズマン最大となる約6000坪の売場面積に約28万SKUの商品を集積。圧倒的な品揃えと来店客に感動を与える店づくりに多くの票が集中した。
第2位は成城石井(神奈川県)のパンと焼き菓子に特化した新業態「成城石井BAKERY」、第3位はドン・キホーテ(東京都)のPB特化店「ドミセ渋谷道玄坂通ドードー店」と、有力企業が強みを生かした新業態が上位入りを果たしている。