「加賀屋」の土産販売=調味料や菓子、宅配で―ワタミ

時事通信社
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ワタミの看板
〔写真説明〕ワタミの看板(時事通信社)

 ワタミは23日、能登半島地震で被災し、休業中の老舗旅館「加賀屋」(石川県七尾市)で扱っていた土産品を、食事宅配サービス「ワタミの宅食」を通じて販売すると発表した。加賀屋や販路を失ったメーカーを支援する狙い。

 代理で販売するのは、「いしる」と呼ばれる能登地方の魚醤を使った「能登だし」(590円)やオリジナルの「加賀屋せんべい」(760円)など計14商品。ワタミの宅食を利用している家庭から受注し、食事と一緒に配送する。注文は2月下旬でいったん締め切る。

 ワタミは2005年から加賀屋が監修したおせちを販売している。今回、その縁で加賀屋から相談を受け、代理販売を決めたという。加賀屋の営業再開のめどは立っていない。  

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