〔決算〕H2O、22年4~12月期は営業益大幅増=百貨店好調、純利益は減少

時事通信社
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阪神百貨店
2022年4~12月期の連結営業利益は前年同期比約13倍と大幅増となった。

 エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)=2022年4~12月期の連結営業利益は前年同期比約13倍と大幅増となった。新型コロナウイルス禍が落ち着き百貨店事業の売り上げが回復しているため。ただ、純利益は前年に不動産売却益などを計上した反動で減益だった。通期の業績予想は据え置いた。

 百貨店事業では免税売上高が回復、特に阪急本店では時計など高級商材が大幅に伸長した。食品事業も関西スーパーマーケットの新規連結が寄与。売上高は27.9%増となった。

 特別利益として高島屋との資本提携解消に伴う株式売却益約38億円を計上。ただ、前年の不動産と株式売却の反動もあり、純利益は15.3%減だった。

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