オーケーによる株式交換差し止めを地裁が認める、関西スーパーは異議申し立て

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オーケー外観
オーケー(横浜市)が、関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング傘下のイズミヤおよび阪急オアシスの株式交換について、差し止めの仮処分を申請していた件で、神戸地方裁判所は11月22日、オーケーの申し立てを認める判断を下した。

 オーケー(横浜市)が、関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング傘下のイズミヤおよび阪急オアシスの株式交換について、差し止めの仮処分を申請していた件で、神戸地方裁判所は11月22日、オーケーの申し立てを認める判断を下した。

 10月29日に開催された関西スーパーの臨時株主総会で3社が株式交換方式で経営統合する議案が可決されたが、オーケーは議決権行使結果の集計に疑義があるとして、11月17日に株式交換の差し止めを求める申し立てを行っていた。

 オーケーは申し立てが認められた場合、関西スーパーに再度TOB(株式公開買い付け)による買収を提案する方針を明らかにしている。同社は神戸地裁の判断について、「司法の良識ある判断が示された」とコメントした。

 一方、関西スーパーは神戸地裁の判断は「誠に遺憾」として、異議申し立てを行う予定だ。

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