三井不動産、中国・上海に海外初の「ららぽーと」、17年開業

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 三井不動産は中国・上海市に郊外型の大型ショッピングセンター(SC)「ららぽーと上海金橋(仮称)」を出店する。2014年12月に着工し、17年の開業を予定する。同社は「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)や「ららぽーと甲子園」(兵庫県西宮市)など国内7ヵ所のららぽーとを運営しているが、海外での出店は今回が初めて。

 計画地の浦東新区金橋出口加工区は工場の移転に伴って商業・住宅の開発が急速に進み、地下鉄・道路など交通インフラの整備が進みつつある新興開発地区。ここに地下2階・地上7階建て、延床面積14万2000平方メートルの建物を地元ディベロッパーが建て、三井不動産が一括して借り上げる。

 店舗面積は約7万4000平方メートルで、約200店舗のテナントを誘致する予定。

 同社は11年9月、浙江省寧波市でアウトレットモールを開業しており、今回のららぽーと出店はこれに次ぐSC開発案件となる。

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